寄り添う


 少し前の話になってしまいますが、、、

 11月4日に、北海道神経難病リハビリテーション研究会主催の講演会に行ってきました。
 テーマは「私たちにもできる!難病患者・家族へ寄り添う心理的ケア」でした。

 講師の先生は本州の病院で、臨床心理士をされているカウンセラーの方と、
 神経難病の方が多い病院で看護師長をされている方でした。

 たった3時間という短い時間の中で、
 病気になられた本人や家族がどのような気持ちでいるのか
 どのように関わっていくことでQOLを維持させてあげることができるのか
 難病患者様に対する緩和ケア など、、、

 色々と難しい話はありましたが、どのような病気、身体の状態の方に対しても
 重要なことは「話すこと」、「共有すること」と感じました。


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 QOL (Quality of Life)
  【WHOの定義】
   自分の人生の状況についての認識であり、個人が生活している文化・価値体系の中
   あるいは人生の目標・期待・基準・関心との関係において認識されるもの。

  【講師より】
   絶対的な健康はあり得ず、健康は数値で決められる様なものではない。

   病があっても、やりたいことが自分の許容範囲内でできれば、それが健康。

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                 理学療法士  原 早希