石の上にも三年

グループホームきよたⅡに勤務になり、早くも三年になりました。辛い事や悲しい事もありますが、一番悲しいのは入居されていた方が最後の時を迎えられた時です。昨年度、夜勤中にお見送りをした方がいました。自分でも気が動転し無我夢中で連絡をしたことを覚えています。残念ながら、ご家族はご逝去の時に立ち会えず、悲しみに暮れている姿をみて、とても悲しく、どうしてもっと早く連絡しなかったのかと、暗い気持ちで過ごしていました。そんな中、ご葬儀などを終えられ、お部屋の片づけをしにご家族が来られた際にお話しし、「ありがとうございました。あなたが夜勤者で良かった」と言って下さり、胸のつかえが取れたようでした。悲しい出来事でしたが、ご家族の言葉で救われました。また、スタッフの先輩より「大変だったろうけれど、勉強になったでしょう」と言われ、本当にその通りだと思いました。石の上にも三年といいますが、何とか勤める事ができています。これからも経験を積み、ご家族や入居者様が安心して過ごして頂ける様、努力したいと思います。